クリニックブログ

2018.09.21更新

こんにちは!杉澤デンタルクリニック行徳の菊地です。

今回は「スーパーフロス」についてお話していきたいと思います。


インターネットなどで“スーパーフロス”という言葉を目にしたことはありませんか?
スーパーフロスもデンタルフロスの種類の一つです。
とても磨けるフロスのこと?と思ったかもしれませんがそうではありません。

スーパーフロスは…
・ブリッジをしているので歯がつながっていて、普通のフロスが通らない
・インプラント治療をしている
・歯の矯正をしていて金具(ブラケット)を装着しているため普通のデンタルフロスが通らない
・歯と歯の間がきつくて普通のデンタルフロスがなかなか通らない
・歯間ブラシでは歯茎が痛い
という方に向いているデンタルフロスです。

インプラント治療をしている場合、人口の根っこが歯茎に埋め込まれているのですが、この人工歯の歯間は通常の歯間よりも広めです。また、ブリッジのポンティック(ダミー)のお掃除にも使えます。
※ポンティックとは、歯が無い部分に作られた人工歯の部分を言います。歯茎にピタッと接触しているものや、少し浮かせてあるものなどいろいろな形があります。


【スーパーフロスの見た目の特徴】
① 始めから40~50㎝にカットされている
通常の巻き型のデンタルフロスの場合は、自分が使いやすい長さに自分でカットして使います。しかしスーパーフロスは始めから使いやすい長さにカットしてあるのが特徴です。

② フロスの両端が硬く、細くなっている
歯の矯正を行っている場合、金具(ブラケット)がジャマをしてデンタルフロスを通しにくいのですが両端が硬く細くなっているスーパーフロスなら硬くの間をぬって簡単にフロスを歯間に通すことができます。


③ フワフワで太いスポンジフロスがついている
これがスーパーフロスの一番の特徴なのですが、フワフワとスポンジのようになっていて通常のデンタルフロスよりも太くできています。
太いとは言っても通常のデンタルフロスと同じようにフロスを両端から引っ張ると少しだけ細くはなります。


【ブリッジのスーパーフロスの使い方】
① スーパーフロスの硬い部分を1の隙間に入れます。
② スポンジがついているところまで引き入れる
③ スポンジがポンティックの下を通り抜けるように2の隙間に移動させる
④ 優しく引き抜く

 スーパーフロス

 

スーパーフロスはスポンジの部分をメインに使っていきます。

いかがでしたでしょうか?ブリッジのお掃除などスーパーフロスをご自身でやるのはなかなか難しいですが一度トライしてみるのもいいかもしれません(^^♪