クリニックブログ

2017.05.06更新

歯ぎしり食いしばり2

 

こんにちは。市川市行徳の杉澤デンタルクリニック行徳の石丸です。

新学期がはじまりましたネ( ∵ )♩

新入社員さん、新入学生さんおめでとうございます!!

環境が変わり、ストレスを感じやすくなった人もいらっしゃると思います。そこで今回はそんなストレスが原因の一つとなる「歯ぎしりと食いしばり」についてお話したいと思います。

歯ぎしりと食いしばりとは…

 歯ぎしりや食いしばり、カチカチと上下の歯を無意識的に噛み合わせることを『ブラキシズム』といいます。「就寝中」や「うとうと」している時、デスクワークなど集中している時など、無意識に歯を食いしばっている方は比較的多いとされています。本来であれば食事中ではないので、歯や顎はお休みしている時に相当な力がかかってしまい、歯や歯の周りの組織や顎の関節に大きな負担がかかってしまいます。そのような大きな負担により様々な障害や症状が生じてしまいます。

ブラキシズムの種類

〇歯ぎしり(=グライディング)
 上下の歯を無意識に擦り合わせてしまう状態のことを言います。寝ている間にされていることが多く、“ギリギリ”といったような音がでます。起きているときに動かそうと思っても動きをするのは難しいです。

〇食いしばり(=クレンチング)
 上下の歯を無意識に噛みしめてしまう状態のことを言います。意識的に食いしばる時の歯にかかる力はご自身の体重ぐらいといわれています。しかし、無意識的にしてしまう食いしばりはその2~7倍とも言われています。通常の硬い食べ物をかむ力は10数kgですので、体重の何倍もの相当な力がお休み中にかかってしまいます。
 特にクレンチングは、歯周病を悪化させる悪習癖と言われています。歯ぎしりに比べ、他の方に気づかれにくく、ご自身でもわからないことが多いです。

〇カチカチ早く上下の歯を嚙合わせる(タッピング)
 ブラキシズムの中では多くはないですが、時々いらっしゃいます。上の歯と下の歯を部分的に(特に前歯~小臼歯)接触させてしまう習癖で、無意識ではありますが起きている時が多いです。

歯ぎしり・食いしばりの原因
 まだ、はっきりとした原因は解明されていません。咬む筋肉の緊張やストレスなどが原因ではないかと考えられています。

歯ぎしりの治療方法

〇マウスピースを作製する。
マウスピースにはやわらかいタイプのものと硬めタイプのものがあります。厚さも1mm、1.5mm、2mm以上と様々あります。
マウスピースと聞くとボクシングやラクビーなどをやっている方がつけているイメージがありますよね。でも、このマウスピースはスポーツ用の物ではなく、歯ぎしりや食いしばりから歯を守るための物なのです。 “ナイトガート”や“スプリント”と呼んだりします。

◦ハードタイプ
一般的にはハードタイプのマウスピースを作製することが多いです。メリットとしては硬く、歯ぎしりや食いしばりに対しても壊れにくく、また、穴が開いたとしても修正が可能です。デメリットとしては、やや硬いために特に最初は違和感があるということです。

◦ソフトタイプ
ソフトタイプのものはハードタイプのものに比べてお口の中に馴染みやすいですが、歯ぎしりや食いしばりの力が強い方だと破けてしまいます…。また、特殊な材料で作られているため修正が難しいです。

歯ぎしりや食いしばりを自覚または指摘された方には基本的にはハードタイプをオススメしております。歯ぎしりや食いしばりをしているかしてないかわからない状態であれば、最初ソフトタイプで様子を見ることもあります。そのソフトタイプに穴が開いてきて、『歯ぎしりや食いしばりしてる~』とわかってしまうことも少なくありません。

〇自己暗示療法
癖がついてしまっているので上下の歯と歯をぶつけないように意識をして寝る前にも歯ぎしりをしないようにします。そうすることで習慣化していた歯ぎしりをしなくなる場合もあります。

〇口の周りをマッサージする。
緊張していると口の周りの筋肉が凝ってしまうので、マッサージをして筋肉をリラックスさせます。そうすることで小顔を得られます\(^o^)/ベビーオイルを使うとより効果的です!!美肌効果にもつながります♩ ※個人差はあります。

歯ぎしり・食いしばりから起こる症状
 ・歯が擦り減る。または欠ける。
 ・顎が痛む。(顎関節症)
 ・歯がしみる。(知覚過敏)
 ・歯が咬むと痛い。
 ・歯周病の進行を早くする。
 ・肩がこる。
 ・偏頭痛が起こる。
 ・顔が大きくなる。

子どもの歯ぎしり
大人だけではなく、実は子供にも歯ぎしりはみられるのです。子供の歯ぎしりの原因はストレスではなく、寝ている間に無意識に噛み合わせているのです。10歳前後のお子さんで寝ている間に歯ぎしりをしている子は約3割と言われています。成長過程なので深刻に悩む必要はないですが、あまりにも長い(中学生までも続く)などは歯科医院に受診されることをオススメします。

まとめ
毎日のお仕事や家事、学校など歯を食いしばって頑張ることも必要な時もありますが、歯を大事にしてください!

杉澤デンタルクリニック行徳では、ソフトタイプやハードタイプ、色々な厚みのマウスピースを作製しております。保険の範囲内(5千円ほどの負担)での作製が可能ですので、もし歯ぎしり食いしばりについて不安がありましたら、お気軽にご相談ください。

杉澤デンタルクリニック行徳
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