クリニックブログ

2017.05.18更新

予防

 

こんにちは!市川市行徳の杉澤デンタルクリニック行徳の松井です。

 歯医者に定期的に行かれていますか?最近はCMなどでも「予防歯科」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。今回は、予防やメンテナンスについて書いていこうと思います。


次の数字は何の割合を示しているかわかりますでしょうか?


スウェーデン・・・・・80%
アメリカ・・・・・70%
日本・・・・・16%


 これは定期的に歯科に定期検診、メンテナンスを受けている国民の割合です。この受診率の差は、年齢が高くなるにつれ残存歯数に現れます。永久歯は全部で28本、親知らず合わせると32本あります。


 スウェーデンの80歳の平均残存歯数は20本に比べて、日本の80歳の平均残存歯数は14本です。定期検診、メンテナンスを受けている人は、受けてない人に比べて残る歯が多いということです!
※日本では30代女性の定期的な検診やメンテナンスの受診率が44%とほかの層よりは高いようです。(ライオン調べより)


 因みにある程度のお食事に困らない歯の本数は20本なんです。人は3歳で20本の歯を獲得し、お食事に困らないようにできているのかもしれません。いつまでも美味しくお食事を楽しみたいものですね(^O^)


《予防メンテナンスを受けていると・・・》


☆歯を健康に保ち、ご自身の歯で長く食事や会話を楽しめる


 一度治療した歯は、健康な歯よりも細菌に感染しやすく再度治療になる可能性が高いです。そしてそれを繰り返したり、放っておいたりすると歯を失う原因になります。歯を失い入れ歯になると、噛みづらくなった、口元が気になって会話を楽しめないという声も聞きます。歯は、失ってからでは遅いのです。


☆不具合も早期発見、早期治療


 虫歯も歯周病も進行してしまう治療回数は多くかかり、費用も高額になることもあります。早いうちに治療することで回数、費用の負担が減ります。結局、定期的に検診やメンテナンスをしているほうが通院回数や費用が少なく済むことが多いです。

《メンテナンスの方法》


 今ある歯を健康に保つには、主な原因のプラーク(細菌のかたまり)を取り除き続けることです。


〇セルフケア
 プラークは、食後8時間程度で生成され、約48時間で歯石になってしまいます。なので、毎日のご自身の歯磨きが大切です。当院では染め出しなども使ってご自身の磨き方でプラークが取れているか、、、また取れていない場合どのように磨いたら取れるか磨き方を確認させていただきます。最初は恥ずかしいかもしれませんが、目標ができてオーラルケアに対するモチベーションがあがります。

〇プロフェッショナルケア
 歯と歯の間、歯と歯茎の境目の溝は歯ブラシが当たりにくく、プラークが溜まりやすいです。放っておくとプラークは、拡大、強化し虫歯、歯周病が進行してしまいます。セルフケアで届きにくい部分のプラークを、定期的に歯医者さんでクリーニングをしていきます。また、セルフケアで簡単に汚れが落ちやすいようにツルツルに研磨します。

《まとめ》
 定期検診や、メンテナンスは痛みのない診療です。歯のざらつきやヌルつきが取れツルツルな舌触りになります。

 杉澤デンタルクリニック行徳では、定期検診やメンテナンスを受けて頂き、ご自身の健康な歯で長く食事や会話を楽しめるようお手伝いいたします。

杉澤デンタルクリニック行徳
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