クリニックブログ

2017.09.28更新

こんにちは!市川市行徳の杉澤デンタルクリニック行徳の菊地です。

暑い日も過ぎて過ごしやすい季節になりましたね。朝晩と日中の温度差で体調を崩したりしていませんか?


さて今回は「歯周病になりやすい人の特徴」についてお話したいと思います。


久しぶりに歯科医院に検診に行ったら歯周病だと言われた…または最近歯磨きすると歯茎から血が出る…歯周病が気になる、このように感じたことはありませんか?今の自分のお口の中の状態を知る、自分は歯周病になりやすいタイプなのか知っておくことでこれからのケアの仕方が変わっていくと思います。


歯周病になりやすいタイプ

・口腔細菌のなかで歯周病菌の占める割合が多い
・歯並びが悪い
・口呼吸をしている
・歯ぎしりや食いしばりをする
・頻繁に間食をする
・長い期間喫煙をしている
・不規則な生活をしている
・糖尿病を患っていて食事制限などのコントロールをしていない
・歯のトラブルの経験が少なく、あまり歯科医院に行ったことがない


歯周病になりやすいタイプの方はお口の中の衛生状態に問題がある場合が多いです。虫歯も歯周病もなりやすいタイプの食生活やお口の状態等はとてもよく似ています。どっちになりやすいかは食生活などの改善できる要素ではなく元々どちらの菌を多く持っているかという点で決まります。
とは言っても虫歯になりやすい菌と歯周病になりやすい菌のどちらかを多く持っているかの割合を正確に判定することはできず、明確にタイプ分けするのは難しいのが現状です。

 

なかには歯周病にかかりにくいという方もいらっしゃると思いますがほとんどの方が歯周病になりやすいか虫歯になりやすい、もしくは歯周病にも虫歯にもなりやすいと考えておく方がお口の中のトラブルを予防していくうえではいいことかもしれません。

 

歯周病になりやすいタイプの人の予防方法

 

歯周病は虫歯に比べて自覚症状が現れにくいため発見が遅れてしまう可能性が高い病気です。特に歯科医院での治療の経験が少ない人は気付かない間に歯周病を悪化させてしまうことが多いのです。気が付いたら歯が揺れてきた…ということにならないため、歯周病と無縁な生活を送るために早期発見や早期治療だけでなく予防対策を行うことも大切と言えると思います。

 

また噛み合わせが良くない人や歯ぎしりの習慣がある人は歯に負担が多くかかってしまうため歯周病にかかりやすくなります。虫歯や歯周病のチェックだけでなく噛み合わせや歯ぎしり、食いしばりのチェックを受けるのもお勧めします。そのような習慣がある人は就寝時に装着するマウスピースを作成して歯周病の予防をすることもできます。

 

歯科医院にかかることはもちろんのこと、日々のケアが大切な予防策のひとつです!
そのケアの仕方を知るため、確認のために定期検診に行くことが必要になってきます。


まとめ

ご自身に思い当たるような点はありましたか?痛みがない、自覚症状がないからと言って油断はせずに歯科医院でチェックを受けることは大切です。自分はどのようなタイプなのか知ることによってこれからの日常のケアの仕方も変わってくると思います。
現在は虫歯よりも歯周病の患者さんが増えてきていると言われています。歯周病は症状が進んでも自覚症状がほとんどないことが特徴ですので重症になる前に検診をうけることが大切になってきます。
前回の渡邊さんが書いてくれた「虫歯になりやすいタイプ」を読んでいただけると自分がどちらのタイプなのか分かりやすいかもしれません(^^♪

https://www.sugisawa-dentalclinic.com/blog/2017/09/post-35-516242.html

杉澤デンタルクリニック行徳では検診も虫歯のチェックや歯周病の詳しい検査の方も行っておりますのでお気軽にご相談ください!


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