クリニックブログ

2018.02.02更新

こんにちは。千葉県市川市行徳にあります杉澤デンタルクリニック行徳の石丸です。

さて、2月3日は“節分”です。今年は「南南東」だそうです^^
恵方巻をおいしく食べたい今日この頃ですね~~(^ε^)♪ワクワク
そんな今回は、差し歯と部分入れ歯の違いについて書いていきたいと思います。


差し歯とは…?

残っている歯の根っこの中に土台をたてて、土台の上に歯の頭かわりとなる被せ物を専用の接着剤で合着する方法のことを言います。


〇メリット

・天然歯の残っている歯の根っこを使って治療を行うので、他の歯を削る必要がない。
・自分の歯に合着するので、部分入れ歯に比べると違和感はかなり少ない。
・保険内の被せ物であれば比較的費用が安価。
・保険外の被せ物にすると見た目がキレイ。

〇デメリット

・被せ物の中で虫歯になってしまうと被せ物を取り換えなければならない。
・保険内の銀歯の被せ物だと小臼歯、大臼歯(前から4番目から7(8)番目)までは銀色になってしまうので、見た目がやや悪い。
・保険外のセラミックなどの被せ物にすると見た目はキレイだが、費用が高価。

〇作製期間

仮歯の為の型採り → 仮歯に置き換える → 手直しして綺麗にして再度型を採る
→ 歯科技工士により作製された被せ物を合わせて問題がなければ専用の接着剤で合着する(完成)

※およそ2~4週間程度かかります。


〇費用

・保険内 数千円/本
・保険外 約6万円~10万円前後
(部位、種類によって値段は異なります。)


入れ歯(義歯)とは…?

突然の事故で歯を失ったときや虫歯、歯周病などで歯を失ったときに補う方法のことを言います。差し歯と異なるのは入れ歯は歯を根ごと失ったときに用いる治療方法の一つということです。

〇メリット

・取り外しができるので、付着した汚れがしっかりと目で確認できる。
・入れ歯洗浄剤を使用することで殺菌効果があるので、しっかりとお手入れを行えば毎日綺麗な状態で使用できる。


〇デメリット

・入れ歯を支えるために欠損した両隣の歯を削る必要がある。
・差し歯よりも大きいので、お口の中での違和感が大きい。
・個人差はあるけれど、慣れるまでに時間がかかる。
・保険内の部分入れ歯だと「クラスプ」という金属のバネを欠損した両隣の歯にかけて支えるので銀色のバネが目立ってしまう。見た目がやや悪い。


〇作製期間

型採り (→ 噛み合わせをとる)(→ 試適する)
→技工所より出来上がってきた入れ歯の噛み合わせなど調整して問題がなければお口の中にセットする(完成)

※およそ2~5週間程度かかります。

〇費用

・保険内 約5000円~1万3000円
・保険外 約10万~
(入れ歯の種類、欠損部位の本数によって値段は異なります。)


まとめ

差し歯は残っている歯または歯根の上に被せる歯の形態のものをいい、入れ歯は失った歯の部位を補う方法です。また、それぞれは歯の種類や歯を失った部位、本数によって補う方法や材料は異なってきます。

ご自身の歯でおいしい食事をとるためには、定期的にメンテナンスを行うことで歯を失わないように努力することが大切です。

杉澤デンタルクリニック行徳では、保険内診療から保険外診療まで幅広く対応しております。今現在のお口の中で気になることがございましたらお気軽にお問合せください。


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